【動画記事】東京のシンボルでまさかの絶叫体験!「東京タワーバンジーVR」にチャレンジ

「3、2、1……バンジー!」のかけ声と共に空中に身を投げ出すバンジージャンプは、人気のアクティビティとして、全国各地で楽しむことができます。しかし、バンジージャンプが体験できるのは遊園地や山間部の渓谷などがほとんどで、街中にそびえ立つ建造物から飛び降りることはほぼほぼ不可能。高層ビルや高層タワーからバンジーするには、海外へ行くしかありません。
ところが、日本の、しかも東京のど真ん中で、バンジージャンプが体験できちゃうんです! それが、VR(バーチャル・リアリティ)を使った新感覚アトラクション「東京タワーバンジーVR」。2021年4月からスタートしたこの催しは、東京のシンボルでもある東京タワーのメインデッキで毎週土・日・祝に開催中。子どもから大人まで、開催日には多くの人が押しかけるという「東京タワーバンジーVR」に挑戦してきました。

メインデッキで東京の街並みを眺めながら、バンジーのシミュレーション

高さが333mもある東京タワーは、真下から見ても大迫力。「東京タワーバンジーVR」は、展望台のメインデッキで開催されているので、まずは入場チケットを購入して、メインデッキに上がります。「東京タワーバンジーVR」を体験する場合は、別途料金がかかるのでご注意ください。

チケットカウンターがある1階のロビーから、展望台直通エレベーターで一気に高さ150mのメインデッキへ。所要時間は45秒。あっという間に到着です。

眼下には東京の街並みが。メインデッキを周遊して、東京の景色を眺めながら、ボルテージを高めていきましょう!

名物の「スカイウォークウィンドウ」でメインデッキの真下を覗きながら、バンジージャンプのシミュレーションをしてみてはいかがでしょう。ここで「無理だな」と思う人は、もしかしたら、止めておいたほうが良いかもしれません。

「東京タワーバンジーVR」はメインデッキ1階の一角で開催中。体験できるのは、7歳以上、190cm未満。体重100kg以下の人に限られています。その他にも注意事項があるので、事前に公式サイトでしっかりと確認しておきましょう。

本物に近いリアルな感覚!? バーチャルなバンジージャンプをいざ体験!

受付を済ませたら、オペレーターの指示に従い、専用の体験装置にうつぶせになります。さらに、VRゴーグルを装着。いやがおうにも期待と不安が高まります。ただ、傍から見ると、何をしているのかよくわかりません。

VRゴーグルに映し出されるのは、東京タワーから見える都心の景色を再現した精巧な3Dバーチャル風景。メインデッキの高さは150mですが、3Dバーチャル風景は、250mのトップデッキからのもの。つまり、「東京タワーバンジーVR」は東京タワーの250m部分からバンジー体験ができちゃうんです。本物のバンジージャンプで日本一の高さを誇るのは、岐阜バンジーの215m。バーチャルとはいえ、日本一を超える高さとは……。

そして、いよいよ緊張の一瞬。飛び降りるために、一歩ずつ自動で前に進んでいきます。余裕のある人は、本物と見間違えるほどの360度に広がるリアルな東京の景色を堪能しましょう。後ろを振り向けば、バーチャルな東京タワーも。

そして、いざバンジー! オペレーターが専用の体験装置を映像に合わせて回転させることで、体は真っ逆さまとなり、まるで本物のバンジー気分。これは爽快! 視覚は、地上250mから落ちていき、地面すれすれ。終了すると、「ナイスバンジー!」のかけ声で労ってもらえます。

所要時間にして4分ほど。体験が終了すると、「バンジージャンプ勇気の証明書」がもらえます。「東京タワーバンジーVR」を企画・運営しているロジリシティの野々村哲弥さんによれば、お客さんは本物のバンジージャンプが未体験の方も多く、中にはあまりのリアルさに途中でギブアップしてしまう人もいるのだとか。実は、野々村さん、国内外のバンジージャンプを体験し、プレゼンターとして『マツコの知らない世界』にも出演するほどのバンジー好き。そんなバンジーマニアが開発した「東京タワーバンジーVR」は、本物のバンジーを体験したことのあるお客さんからも「まるで本物みたい!」と好評だそうです。

開催日は、老若男女問わず毎日100人ほどのお客さんが「東京タワーバンジーVR」を体験。野々村さん、小学生くらいのお客さんが「楽しかった。もう一回やりたい!」と言っているのを聞いて、思わず笑顔になってしまったそう。最近は海外からのお客さんも増えているようです。
「東京タワーバンジーVR」は、本物のバンジーを体験した人はもちろん、未体験の人にもおすすめできる新感覚のアトラクション。当日の申込もできますが、確実に“飛ぶ”ためには事前予約がおすすめです。より詳しい情報や問い合わせ方法は、下記の公式ホームページをご確認ください。本物さながらのバンジー体験は一生の思い出になるはずです!

《東京タワーバンジーVR》
https://www.tokyotower.co.jp/event/attraction-event/tokyotower-bungeeVR/

関連記事

茶道や手巻き寿司を体験。八芳園で“日本文化”に触れるひととき

2024年1月25日

約1万坪の広大な日本庭園を有する八芳園は、2023年に創業80周年を迎えました。江戸時代から続く日本庭園は、誰でも入場無料で散策でき、四季折々の景色を楽しむことができます。そんな日本の美と伝統を伝えてきた八芳園に、「日本文化体験」という新しいプランが誕生しました。いくつかあるコンテンツの中から、今回は海外の方にも人気だという「茶道体験」と「手巻き寿司体験」を紹介します。 庭園の中で“茶の湯”の世界に浸る 港区白金台にある結婚式場やレストランなどを手掛ける八芳園は、地下鉄の白金台駅から徒歩1分ほど。目黒駅や品川駅などの主要な駅からはタクシーで5分ほどです。まずは正門をくぐって、本館に向かいましょ...

『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』を体験!暗闇の中、キハ40が出発進行

2024年5月11日

これまで世界47ヵ国以上で開催され、900万人を超える人々が体験した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)」は、暗闇の中を視覚障がい者のアテンドに案内してもらいながら冒険する“真っ暗闇のエンターテイメント”。1988年にドイツのアンドレアス・ハイネッケ哲学博士が発案したコンテンツで、暗闇での体験を通じて、人と人との関わりや対話の大切さ、五感の豊かさを感じることができます。日本では1999年に短期イベントとしてスタートし、延べ24万人以上が体験。2020年8月には常設の『ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森(R)」』が、アトレ竹芝シアター棟(港区海岸1丁目)にオープンしました。今回...

クライミングにチャレンジ!港区内のボルダリングジムで体力づくり&健康促進

2024年3月15日

港区では、子どもたちの体力を向上させるための取り組みとして、2023年3月までに、区内のすべての小学校と幼稚園に対して、ボルダリング設備が設置されました。スポーツクライミング競技の種目として2020年東京オリンピックで初採用されたボルダリングは、道具を使わない上に全身運動が可能で、その取り組みやすさから全国的に競技人口が増えています。今回は、体力づくりや運動不足の解消にもなるボルダリングが体験できる港区内のボルダリングジムをご紹介。子どもも大人も、ボルダリングでいい汗を流しましょう! 会社帰りにもフラッと立ち寄れる「Rockyボルダリングジム 品川店」 「都会の中で気軽に行ける岩場」をコンセプ...

「サンゲツ品川ショールーム」でライフスタイルをブラッシュアップ!

2023年11月16日

壁紙、床材、カーテン、椅子生地などの内装材を幅広く取り扱うサンゲツでは、全国8ヵ所にショールームを展開。その中の一つ、「サンゲツ品川ショールーム」は、首都圏最大級の面積を誇るショールームとして、連日大勢の人で賑わいます。入場は無料で、館内に展示されている壁紙や床材などのアイテム数はなんと約1万2000点。新生活を前にライフスタイルを一新したい人や、家の新築・リフォームを考えている人に向けて、サンゲツ品川ショールームの特徴や、利用方法などをご紹介します。 約1万2000点のアイテムが揃うインテリアのクローゼット サンゲツ品川ショールームまでのアクセスは、JR品川駅を港南口から出て、徒歩5分ほど。...